トップチーム / 2019.12.24

児玉桂子選手 現役引退のお知らせ

いつもアルビレックス新潟レディースに温かいご声援をいただきまして誠にありがとうございます。

このたび、当クラブ所属の児玉桂子選手が2019シーズンをもって現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。


MF 27 児玉 桂子 選手 KODAMA Keiko

■生年月日
1992年12月22日(27歳)

■身長/体重
155cm/52kg

■出身地
宮城県

■経歴
ACジュニオール→FCみやぎバルセロナ→常盤木学園高→アルビレックス新潟レディース(2011-2015)→AC長野パルセイロ・レディース→ボルシアMG(ドイツ1部)→アルビレックス新潟レディース(2019)

■出場記録
2019プレナスなでしこリーグ1部 4試合出場0得点
2019プレナスなでしこリーグカップ1部 0試合出場0得点
※なでしこリーグ通算 101試合出場8得点
皇后杯第41回全日本女子サッカー選手権大会 0試合出場0得点

■コメント
このたび、引退することを決断いたしました。まず初めに社長や監督、スタッフ、チームメイト、サポーターの皆様、雇用していただいたメディカルフィットネス・ロコパーク様と株式会社本久様、ボランティアの皆様、関わってくださった皆様、そして家族に心から感謝しています。

『サッカーが好きなだけではダメなんだ』と高校時代に恩師から言われた言葉の意味を、アルビレックス新潟レディースに入り理解できるようになりました。勝負の世界において、チームのために守備をすること、仲間にカバーしてもらう分は他で助けること、苦手な部分にも取り組むことの必要性を知りました。

攻撃が大好きで守備もろくにできない18歳の頃と比べれば、今はプレースタイルもサッカーに対する考え方も変わって、サッカーの奥深さやその中にあるサッカーの楽しさを感じられるようになりました。
ACジュニオールではサッカーの楽しさを教わり、FCみやぎバルセロナでは仲間と崩す攻撃に楽しさを感じてサッカーにさらに夢中になり、常盤木では常に勝者のメンタリティを教わりました。サッカーを通して最高の仲間やたくさんの方々に支えていただいて自分の弱さを知り、優しさや温かさをたくさん感じることができました。

そして新潟や長野で一緒に戦ってくれたサポーターのみなさんの熱い応援が本当に力になりましたし、オレンジに染まるスタジアムが大好きです。あの光景は忘れることはありません。素敵な時間をありがとうございました。

私ごとではございますが、以前よりお付き合いさせていただいた方と入籍しておりました。サッカー以外に大切なことが増え、今までに考えたことのないほどこれからの人生についてよく考え、この決断をいたしました。短い期間にも関わらず、この決断に理解をしてくださったチーム関係者の方々には感謝しかありません。これからはこの経験を活かしながら、小さな幸せをひとつひとつ大切にしていきたいと思います。たくさんの方に支えられ、もらってばかりの人生ですが、これからは少しずつ何かを与えられるように頑張ります。

引き続き、女子サッカーやアルビレックス新潟レディースの応援をよろしくお願いします。

最後になりますが、なでしこリーガーとしての始まりが新潟であったこと、そしてまたここでプレーして現役生活を終えることを幸せに思います。本当にありがとうございました。

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