クラブ / 2021.01.01
新しい年を皆さまと迎えられましたことを喜ばしく思うとともに、3つの感謝をもって新年のご挨拶とさせていただきます。
1つ目に、全国各地で再拡大している新型肺炎ウイルス対応の最前線にいる医療従事者の皆さま、感染防止にご尽力されている方々に、心より敬意と感謝を申し上げます。各界各方面で甚大な影響が生じ、苦難とご苦労が絶えない日々が続いていますが、一日でも早く安全安心の日常が戻り、明るく実り多き2021年となることを切に願っています。
2つ目に、ファン・サポーターの皆さま、株主・スポンサー・選手雇用受入企業/団体さま、地元自治体やサッカー協会をはじめ、学校やクラブチーム等のサッカー関係者、運営ボランティアやレディースサポートメンバーの皆さまには、旧年中も多大なるご支援とご声援、ご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
ウイルス禍の大変な状況でも弊クラブ活動をサポートいただいたお蔭さまで、チームは日を追うごとに成長し、リーグ戦は昨年より順位をひとつ上げて5位、皇后杯は素晴らしい激闘を繰り広げ3位入賞と結果も残し、興行面でも無事安全のままにシーズンを終えられましたことに、重ねて深謝申し上げます。
また、延べ7シーズン2度にわたり監督として選手やチームと徹底的に向き合い、強化と育成の両輪をまわし、チーム力の底上げと飛躍に導いた奥山監督をはじめコーチングスタッフや社員スタッフのの不断の努力にも、この場を借りて敬意を表すとともに、選手たちを含め一丸となって今シーズンを闘い抜いてくれたチーム全体に感謝申し上げます。
3つ目は、国内初の女子プロサッカーリーグ『WEリーグ』への参入決定に至る過程で、ホームタウンとして支援宣言をいただいた新潟県や新潟市をはじめとする各自治体さま、側面サポートを賜りました新潟県サッカー協会の皆さま、財務や組織面からも後押しいただいたスポンサー・株主をはじめとしたすべての方々に、あらためて御礼申し上げます。
そしてそのWEリーグ内定の報をいただいた際10月15日当日、初代理事長である岡島チェアに“新潟の選定理由やポイント”を伺ったところ、以下3つの評価をいただきました。
これらは今日までアルビレックス新潟そしてアルビレックス新潟レディースが大切にしてきたものであり、WEリーグ参入クラブの中でもトップクラスであると誇らしく思いますが、これもひとえに今日まで長きにわたり、愛情をもってクラブに携わり、励まし、育ててくださった関係各位の皆さまのお力添えの賜物であります。そのクラブをさらに成長させていかなければならないステージに上がったことで、身が引き締まる思いと今後果たすべき責務を強く感じた次第です。
今年2021年はWEリーグ開幕の前に東京オリンピック・パラリンピックも予定され、スポーツが日本中に勇気や元気を与えてくれる楽しみな一年であります。皆さま方からもお力をいただきながら「みる」「する」「支える」女子サッカー文化を醸成し、応援支援の輪を広げて“新潟の宝物”であるアルビレックス新潟レディースを、さらなる高みへ導き、全国のサッカー少女の憧れの存在となりWEリーグの成功や女子サッカー界、そして新潟の活性に貢献して参りますので、引き続きのご指導ご鞭撻と温かいご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
そして、皆さまにとっても今年がより良い一年となりますよう祈念申し上げます。
2021年 元旦
株式会社アルビレックス新潟レディース
代表取締役社長 山本 英明