クラブ / 2021.08.27
アルビレックス新潟レディースを応援してくださる皆さまへ~クラブ内での新型ウイルス感染症陽性判定を受けて~
いつもアルビレックス新潟レディースに温かいご声援を賜り、厚く御礼申し上げます。
来る9月12日、日本初の女子プロサッカーリーグ『WEリーグ』がスタートしますが、その開幕を目前に控え、弊クラブから新型ウイルス感染症の陽性判定者と濃厚接触者を複数名発表することとなりました。
日頃よりクラブにご支援ご声援を賜り、新たなシーズンの幕開けを心待ちにしていただているファン・サポーターの皆さま、株主・スポンサー・選手雇用受入先さま、地元各自治体、サッカー協会をはじめ、学校やクラブチーム等サッカー関係者、試合運営ボランティアスタッフやレディースサポートメンバーの皆さまには、多大なるご心配とご不安な思いをおかけし、心よりお詫び申し上げます。
また、陽性者判明後にはアルビレッジ(練習場施設)を管理運営するNPO法人やアルビレックス新潟の協力の下、チームがトレーニング等で使用した場所の除菌消毒作業を行いましたが、その間、同施設を利用予定であった方々にも種々ご迷惑をおかけしましたことも、この場を借りてお詫び申し上げます。
弊クラブでは、昨年の感染症拡大初期からチームの衛生対策や選手スタッフの体調管理・行動管理をマニュアル化し、感染対策を徹底してまいりましたが、此度の事象を真摯に受け止め、今一度見つめ直し、感染拡大防止と再発防止に努める所存です。
さて、チーム活動については、8月20日の全体練習を最後に、選手・スタッフとも自宅待機を基本に感染拡大防止に努めております。コミュニケーションも兼ねて毎朝健康状況を連絡し、日中は外部との接触を避けながら各自出来ることに取り組んでおります。
また、罹患した選手には大事に至る症状はなく、快方に向けてしっかりと自宅療養しており、 濃厚接触者に認定された選手・クラブスタッフにも発症の兆候はなく、正常な状態で自宅待機を続けています。
そして、24日にはトップチーム選手・スタッフのオンラインミーティングにて状況を共有し、あらためて感染対策や行動管理の励行を働きかけるとともに、健康な状態でチーム活動が再開できるよう、この待機期間を大事に過ごしていこうと認識合わせを行いましたので、必ずやチームで団結してこの困難を乗り越え、皆さまの前で元気と勇気と笑顔をお見せできる日が来ることを信じています。
一方、新潟県内も感染拡大傾向にあり、試合興行面のみならず競技運営面でも予断を許さない状況にあります。チームは苦しい境遇におかれていますが活動再開の暁には、あらためてサッカーができる環境に感謝の気持ちをもって、互いを尊重し支え合い、ベストを尽くして一丸となってシーズンに臨んでまいります。
また、ファン・サポーターの皆さまをお迎えするクラブ側も、試合会場における感染症対策を軸に、安心安全なスタジアム運営に努めてまいりますので、皆さま方におかれましても、引き続きアルビレックス新潟レディースの選手・スタッフに温かい応援の気持ちをお届けいただき、後押ししていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
筆末に、皆さま方もどうかご自愛いただき、元気な姿でWEリーグ開幕戦、そしてこの2021-22シーズンの試合会場でお会いできますことを、心から祈念しております。
株式会社アルビレックス新潟レディース
代表取締役社長 山本 英明